美人戦略

FFTの野望と戦略 -1-

Roland Garrosは美人の園

Winbledonは伝統行事、Roland Garrosはお祭りという事で、Roland Garrosにはお祭りの華やかさがあります。そして、この華やかさは美人が各所に配備されて一層際立っています。(美男も配備されているのかも知れませんが、その趣味がないので注意して見ていません。) いるわ、いるわ、どうしてこんなにも美人だらけなのでしょうか?Winbledonでは美人を見たという記憶が全くありません。

フランスは美人の国と思っている人もいるかも知れませんが、これは違います。普段会社とか道を歩いていて美人に巡り合える事はまずありません。Roland Garrosではフランス中の美人を一挙に集めたようです。会場の案内係り、ブティックの売り子さんから会場掃除の女性などあらゆる女性の会場スタッフが美人です。例外は審判員の女性だけです(セクハラ失言許してネ)。中でも、ハーゲンダッツのアイスクリーム売りの女性たちは粒揃いの美人です。こんな美人から400円でアイスクリームと笑顔が買えるのだから安いものです。(と言う訳で、1日にアイス5本も食べてしまった。)

さらに極めつけは、タオルやバスローブなどのRoland Garrosグッズを売っているブティックの女性です。スーパーモデルもかくやと思われるような目のさめる美人が5人もいます。まだ何も買っていませんが(買う気もありませんが)、もう3回も店を見に行っています。ここまでが、われわれのような一般客が見られる美人です。

会場内には「VIP村」と呼ばれる社交クラブがいくつかあります。芸能人、スポーツ関係者、お金持ち、企業のトップなどの溜まり場でテニスなど二の次の人達です。この中にはどんな美人がいるかと思うと、想像もつきません。

(あぁぁぁ、何とかして入り込めないものか.....。い、いけない、クールなレポートの筈が、思わず感情移入してしまった。)

前報に誤報がありました。謹んでお詫び申し上げます。

Roland Garrosでは審判員を除いて美人ばかりだ」と報告しましたが、この記事に抗議するかのように、今日の記者の前には「これでもか、これでもか」とばかりに美人審判員が登場しました。まず、皆さんもご覧になったと思いますが、伊達−Wild戦の主審。若くはありませんが、間違いなく美人です。コールもハスキーで魅惑されました。次が、同じ試合の主審席に向かって右中央の線審。二十歳前後でしょうか、小柄で胸の豊かな美人でニコニコと愛敬を振りまいていました。試合中に交代した第二グループの同じ位置の線審は、これはもうとびきりの美人でした。彼女が凛とした声で"FAUTE"とコールしてアウトのポーズをとると、思わずみとれてしまいます。他のコートでも美人審判が多く、Fusai+1-Testud+1のフランス人同士の女子ダブルスの主審も25歳前後の美しい方でした。ジャッジの方は少し頼りなく、選手の抗議での中断がが多発していました。女子選手には主審が美人であろうとんなかろうと関係ありませんが、男の多い観客席からは、美人主審への応援がおくられていました。

ね、ちょっとおかしいと思いませんか?

審判といえば、40-50歳台のおじさんが殆どで中に1-2割りのおばさんがいる、というのが普通です。ここに、二十歳前後の美人の女性がいるのは、どう見ても何か裏がある。

と、記者はにらんで早速取材に走りました。ところが、「フランスの秘密を日本人などに知られてなるものか」とガードが固く、なかなか教えてくれません。

しかし、情報ネットワークを駆使して調べた結果、ようやくおぼろげながら実態が見えてきました。これは、FFT(フランステニス協会)の巧妙な戦略だったのです。FFTの組織力は絶大で、11,000のテニスクラブと110万人ものメンバー(人口の2%)を擁しています。こんなに多くの加入者がいることは普通考えられませんが、巧妙な仕掛けがあるのです。実は「テニス保険」に加入すると自動的にFFTのメンバーになってしまうのです。メンバーにしてしまえば、もうFFTの思い通りです。これだけのメンバーがいれば当然沢山の美人もいます。各クラブで選抜された美人メンバーが集められ、「美人審判養成所」で訓練されるのです。養成所の実態は明かしてもらえませんでしたが、存在するのは間違いありません。

日本テニス協会にもFFTの戦略を見習ってもらいたいものです。

フランステニス協会は美人審判養成の次のステップとして、最後の本命である美人選手養成にかかっています。N. Dechy(デシー)とA-G. Sidot(シド)が美人にかける希望の星です。シドちゃんてほんとに可愛いですね。Winbledonでは伊達選手相手に健闘しましたが、今日のスタジアムコートではDavenportにこてんぱんにやられてしまいました。可憐なシドちゃんに「強さだけがテニスじゃない!」と声をかけてあげたくなりますね。(US Open96)