9年ぶりのUSオープンは、すっかり様変わり。まずダフ屋がいない。入り口付近を捜し歩くがまったくいない。これは困った。仕方なくチケットオフィスの長蛇の列に並ぶ。30分ほど並んで漸く買えた席は、アーサーアッシュスタディアムの最上段席(Promnade)$54。二日目の第1週金曜日は、昼間のセッションが中段(Lodge Box)で$78、夜のセッションが下段(Courtside Box)のコート斜め後る5列目で$128。これはラッキー。どうやら当日の朝早く並ぶと良い席が買えることもあるようだ。

チケットを手に入れた後ゲートでの荷物チェックでまた長蛇の列。USオープンは、テロ対策でリュックサックなどの持込禁止品があるが、カメラ持ち込みがOKなのはうれしい。 と、思っていたら二日目でキヤノンの70-200mmF2.8望遠が大きすぎると止められた。キヤノンの白レンズは目立ちすぎる。300mmでもF5.6程度の小口径であればOKとのこと。レンズをビニール袋に入れて別の入り口から再入場を試みて何とかすり抜けることができた。

会場内も様変わり。9年前は、売り子や会場案内の女性たちに年齢制限と体重制限があるのか、100キロ超のおばさんたちばかりであったが、アーサーアッシュスタジアムの新設と会場のリニューアルとともに華やかになったようだ。大変よろしい。あとは美人線審の養成を実現して欲しい。

オリジナルサイズの写真は、次のアルバムページに暫くの間掲載します:
http://www.imagegateway.net/a?i=p1viawRDqr
Kim Crijstersの優勝は期待通りでうれしかった。昨年の怪我から復帰して念願のグランドスラム初優勝は見事。 ハードコートでも靴音をきしませて滑るなど体の酷使も激しい。2007年末の引退を表明しているが、2年間を完全燃焼させようとの集中力が感じられる。試合の後のケアも怠らず、トレーナーと共に30分かけてクールダウン。右の写真はStandordの大会での優勝後のクールダウンをPDFスライドショー化したもの。右クリックで「対象をファイルに保存」してご覧ください。参考になります。


男子は本命のFedererの優勝。 Santroとの試合を見たが、意外と苦戦。ネットに出る練習をしていたように見えたが、ミスが多い。ヒューイットとの試合でもネットプレーでのミスが目立ったが、ネットプレーへの意気込みが感じられた。その内にネットの魔術師と呼ばれるフェデラーが見られるようになるのではないか。まだまだ進化しそうなのが楽しみ。


ドイツ期待のGroenveldt。歯を噛みしめ、金髪をたなびかせながらのプレーは美しい。華奢な体だが120M/hのサーブは参加選手の中で最速に近い。 念願のエナンを見られたが、上段の席からは豆粒のよう。360mmの望遠ではカメラでも捕らえきれない。

元気なアガシを見られたのは嬉しいが、上段からは表情も分からない。 Tailaer Dent 数少なくなった本格的ネットプレーヤー。フォームの美しさからエドバーグを思い出す。 Nalbandian

Daniela Hantuchova やはりモデルとしても活躍している様子:
http://www.dhantuchova.com/indexEN.html
Maria Sharapovaさま

杉山愛。 Kim Clijstersとの試合は悪くなかった。ゴムまりのように弾けてよく走る。まだまだ引退は早い。 浅越しのぶ 時々気弱な一面が。でも波に乗ると一気に行ける強さもある。
ウィリアムス姉妹もかつてのオーラが感じられない。 Likhovtsevaももう29歳・・・ Linetskaya 声を出して泣きながら走り回るのに好感 Maggyもまだ健在

影のUSオープン 夏の終わりのNYの日差しは強く、プレーヤーの影の動きも面白い。 全て女性プレーヤーであるが、下の3人は何となく想像が付くのではないか。 上は思わず足が滑って開脚状態になった状態。 正解はリンクをクリック。 


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