Indian Wells Pacific Life Open 2005

Indian Wellsで行われるPacific Life Openは、グランドスラムに次ぐ規模の男女の大会。 Indian Wellsはロサンゼルスから東に200kmほどの内陸で砂漠の中にある。 ゴルフなどのリゾートとして有名なところ。3月の今の季節は雨季の直後で山は緑の草に覆われているが、夏になれば草は枯れて木も育たない。 朝Indian Wellsに向かう車で砂嵐に遭う。砂塵が舞い上がりヘッドライトを点けて20-30m先が漸く見えるほど。 砂嵐が治まれば、からりとしたテニス日和。 日差しは強いが、今の季節はそれほど暑くならない。サンフランシスコからは飛行機で1.5時間。土曜日の早朝の便で発ち、月曜日の朝戻って出勤。まる2日間テニスを堪能できた。


生シャラポワさまを観ました!

美女選手の追っかけとしては逃すわけには行かないところ。美少女対決のHaynes戦。

シャラポアが格下に対しても一球も手を抜かないのは感心するが、観ている方は少し疲れてしまう。

ミスショットでため息を付くHaynesの方が可愛らしく見えてしまう。


オリジナルサイズの写真は、次のアルバムページに暫くの間掲載します:
http://www.imagegateway.net/a?i=K1omXwHnKr


男子の優勝はRoger Federer。 流れるようなフォームが美しい。低い姿勢から上に伸びる動き、左足のつま先を軸にした回転が、まるでバレーを観ているよう。 Federerは2001年のモナコ、2004年の全仏とクレーでしか観ていないが、速いサーフェースでは見違えるような気品が漂う。 こんな美しいフォームは見たことがない。一目惚れしてしまった。

女子は、Kim Clijstersがノーシードからの完全復活優勝。 Federerとは対象的に、荒々しく力強いフォームだが、ミスショットも多い。 左右に振られた時の足の運び方がクレーコートで足を滑らせる動きで、ハードコート上でも滑っているように見えた。右に振られた球を、大きく右足を踏み込んでカットする時、殆ど180度近く脚を開いているのではないかと思わせる。中央の写真はその直前。


元気なAgassiの試合が観られたのは嬉しいが、ベスト8までなのが淋しい。 A.Rodick 142MPH(227KPH)が決まると流石に凄い。何やらつぶやき続けているが聞き取れない。

M. Sharapova 確かにモデルのよう。 D. Hantuchova 美少女No.1 う〜ん、可愛い


J.Nieman vs.M.Safin  最後まで勝敗の帰趨が分からない緊迫した試合で面白かった。Safinも辛抱強くなった。精力を使い果たしたのか翌日の3回戦はDentに敗れる。


Beltrame vs. E. Dementiva Dementivaはラリーに持ち込めば圧倒的。 でもサーブは相変わらずひどい。



E. Linetskaya 対A. Mauresmo 第2シードのMauresmoに対して
終始攻撃的に展開して金星。最も面白かった試合のひとつ。
日本人でただ一人4回戦に進出したのは見事 L. Davenport
S. Karatantcheva Davenportには手も足も出ないが、健気さが可愛い。 P. Mathieu vs. T. Haas 肩を傷めて強いサーブが打てないHaasは苦戦。



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