大阪でのプロツアーは、ATPのセーラムオープンが香港に行ってしまって以来十数年振り。そんな大阪にHPオープンができ、そこに復帰した伊達公子が来てくれるなんて夢のような話。しかし、観客の入りがいかにも淋しい。事前の宣伝も少なく、テニス仲間でも知らない人が多かった。決勝でも三部程度の入りであろうか、翌週のスーパージュニアの方が倍以上の観客で盛り上がったのに比べて淋しい。HP Openが今年だけと言うことのないことを祈りたい。

オリジナル写真は暫くの間こちらで公開します:  http://www.imagegateway.net/p?p=GCGSdEATAiC

10月12日(月) 1回戦

S. Peer vs. S. Mirza 最も見ごたえのあった試合。Mirzaの破壊的なショットが冴えてシードのPeerを粉砕。Mirzaはインド美人だが、イスラム教徒のためか露出を抑えて袖付きのウェア。 不田涼子 なかなか100位以内に入ってこないのが残念。関西の期待の星なのだが、奈良くるみが迫っている M. Kirilenko 今回の美人選手No.1。 憂いのある表情がなんとも。


10月13日(火) 1回戦

奈良くるみ 3時間の接戦を制してWTA初勝利。粘り強さは見事だが体格のハンデは厳しい。 C. Wozniacki vs. 森田あゆみ ジュニア時代はライバルであったが、水をあけられた印象。杉山の後を継げるのは森田しかいないと思うが、もうひとつ脱皮してほしい。

伊達公子。前々週の韓国オープン優勝は見事。連戦の疲れもあるようでフルセットで落としたが、12年ぶりの再会に感激。 汗の飛び散る姿が華麗で美しい。             M. Bartoli 調子は今ひとつのようだったが、両手打ちからの破壊力は圧巻。                  森上亜希子 直前に引退表明。WTA最後のトーナメントで最後の1勝。両手打ちのラケット捌きが、やはり今年引退のSantoroのマジックハンドのよう。


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